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加須市とこいのぼり
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加須市地図 うどんとこいのぼりの街として有名な埼玉県 加須市 (かぞし)は、 栃木県との県境に位置する市です。

坂東太郎(ばんどうたろう)と呼ばれる利根川(とねがわ)が近く、 豊かな水に恵まれた平たんな地形であることから、稲作(いなさく)が盛んです。

地名の由来が、新田開発により石高(こくだか)が「加増(かぞう)」 したことからきているともいわれており、現在も県内一の米どころです。
昔から稲の裏作として小麦を栽培しており、各農家では、冠婚葬祭(かんこんそうさい)などの時には その小麦を使い「うどん」を作ってもてなしてきました。

中山道(なかせんどう)と日光街道を結ぶ道の「宿場町(しゅくばまち)」、 関東三大不動の一つである 不動ケ岡不動尊(ふどうがおかふどうそん)の「門前町(もんぜんまち)」 として栄えていたおよそ二百年前に、不動ケ丘不動尊の門前で、家庭料理であったうどんを 参拝客(さんぱいきゃく)に売ったのが始まりで、 関東では珍しい「手打ちうどんのまち」としての伝統を守っています。

また、こいのぼり は、明治の初め、傘や堤灯(ちょうちん)を作っていた職人 (しょくにん)達によって作られ始めました。 戦前から日本一の生産量を誇っています。
こいのぼり
最盛期には、市内に40軒ほどのこいのぼりの店があったといいますが、現在では4軒ほどになっています。 なかには皇室に献上(けんじょう)したこいのぼりを製造したお店もあり、いまだに手描きのこいのぼりを販売していることでも有名です。

毎年5月初旬の市民平和祭には、全長111m、重さ730kgの世界一のジャンボこいのぼりが利根川の上空を遊泳し、「こいのぼりのふるさと・加須」を 全国にアピールしています。

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では、こいのぼりは、いつ頃から、どうして飾るようになったのでしょう。
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