全部で言葉が 48個 あります
いろはカルタって、どんなものかわかった?
今度は、それぞれのかるたが持つ、言葉の意味について覚えよう!
いろはの言葉は、全部で48あるよ!
もうすぐアニメで、もっとわかりやすく紹介する予定です♪楽しみにまっててね!
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[例]
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「いろは」の言葉
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・辞書なんかに載っている意味
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A
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・簡単な例文
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B
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・猪八戒を例文にしたもの。
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こんな感じで説明していくよ。
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「犬も歩けば棒にあたる」 |
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1.出しゃばってなにかをしようとして、災難にあうこと。
2.なにかをすれば、思いがけないよいこともある。 |
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A |
(1コマ):犬は散歩が大好き。
でも、うろうろしていると棒で打たれちゃったりするんだよね。
イタイ〜〜。
(2コマ):でもね、でもね、歩いていると、
だ〜〜い好きな骨をみつけることもあるんだ。
えへへへ〜〜。 |
B |
1.猪八戒は、いのししさん達がけんかをしているのをみつけ、
けんかをとめようとしました。
そしたら、顔をなぐられてしまって、イタタ・・・。
2.でも、その後、いのししさんたちと友達になれ、
おやつをわけてもらいました。
今日は犬も歩けば棒にあたる一日の猪八戒でした。 |
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「論より証拠」 |
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いろいろ言い合うよりも、証拠を見せたほうが、わかりやすいこと。 |
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A |
(1コマ):「ぼく、逆立ちして歩けるんだよ。」
「え〜、うそ〜〜。」
「できるの?」
(2コマ):「論より証拠、ほら、見て、見て。」(逆立ちして、歩いてる) |
B |
三蔵 「ここにあったおまんじゅうを食べたのはだれですか?」
猪八戒 「沙悟浄じゃないかな。」
沙悟浄 「ぼくじゃないよ。」
悟空 「猪八戒じゃないのか。」
三蔵 「論より証拠。みんな口をあけて見せてごらんなさい。」
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「花より団子」 |
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見て美しいものより、実際に役にたつもののほうが良いということ。 |
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A |
(1コマ):「わーい、お花見だ〜〜。
桜の花、きれいだね〜〜。」
(2コマ):「うん(むしゃむしゃ)。
でも、ぼく、花を見るより団子を食べてたほうがいいな〜。
おいしい〜〜!!」 |
B |
猪八戒は、よいことをしたごほうびにきれいな布をもらいました。
でも、猪八戒は、花より団子で、なにか食べられるもののほうが
よかったなと思うのでした。 |
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「二度あることは三度ある」 |
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同じようなことが二回あると、もう一度同じことがおこることが多い。
(同じしっぱいをしないように、気をつけたほうがよいという
意味もある。) |
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A |
(1コマ):「まえに、ここで二回、あこがれのAくんに会えたの。」
(2コマ):「あっ、Aくんだ。また、会えた。(どきどき)」 |
B |
「がしゃ〜〜ん。」
猪八戒は、手がすべって、お皿をわってしまいました。
「猪八戒、きのうも、お皿をわりましたね。
二度あることは三度ある。
また、わってしまうことがないように、気をつけるのですよ。」 |
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「仏作ってたましい入れず」 |
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ものごとをせっかく完成させても、いちばんたいせつなところが
ぬけていたのでは、完成したとはいえないこと。 |
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A |
(1コマ):「仏像(ぶつぞう)を作ってみました。どうでしょうか?」
(お寺のこぞうさんが、おぼうさんに仏像をみせている。)
(2コマ):「よく、作ってありますね。
でも、これにはまだ、仏像に一番大切な、人々の心をすくう
たましいが入っていませんね。」 |
B |
今日のご飯をつくるかかりは、猪八戒です。
とってもおいしそうにできました。でも、味がしません。
「猪八戒、仏作ってたましい入れず。
せっかくおいしそうにできたのに・・・、
かんじんの味がしないのでは、完成したとはいえませんね。」 |
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「へたは上手のもと」 |
@ |
はじめはへたでも、れんしゅうすればだんだんうまくなるので、
はずかしくないということ。 |
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A |
(1コマ):「ぼく、これ、へたなんだ〜。」
(2コマ):「何回もやっていたら、じょうずになったよ。やったね。」 |
B |
猪八戒は、三蔵さまに字を習っています。
でも、なかなかうまく書けません。
そんなとき、三蔵さまは、
「猪八戒、へたは上手のもとですよ。」とはげましてくれます。
猪八戒は、よ〜〜し、がんばるぞ〜〜〜と、もっとれんしゅうする
のでありました。 |
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「年寄りのひや水」 |
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自分が出来る以上の事をしてはいけないということ |
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A |
(1コマ):「これでもわしは若い頃、ピッチャーで4番だったんだぞ。
それっ」
(2コマ):「イタタ。腰が痛い。やはりもう無理をしてはいかんのう・・・」 |
B |
空を飛びたい猪八戒は悟空のキントウンを貸してもらいました。
でも少し浮いたところで、落ちてお尻を打ってしまいました。
年寄りの冷や水ですね。 |
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「チリも積もれば山となる」 |
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小さなものでも、たくさん集まれば大きなものになるということ。 |
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A |
(1コマ):(大きな貯金箱を持っている)
「毎日10円ずつずっと貯金してるんだ。」
(2コマ):「見て〜、このゲーム自分で買ったんだよ。」 |
B |
毎日少しずつ歩いて旅をしている三蔵法師一行。
出発した町ははるか遠くになりました。
チリも積もれば山となる、ですよ。
天竺めざしてガンバレ! |
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「良薬は口に苦し」 |
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他人の忠告は聞いていて気分の良いものではないが、
自分のためになるということ。 |
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A |
(1コマ):先生「ろうかは走ってはいけません!」
(2コマ):生徒「イタタ。走っていたらすべってころんじゃった。」 |
B |
三蔵「あわてないでゆっくり食べなさい。」
猪八戒 「(心の声)いつもうるさいなぁ・・・」
ところが、ウッ、ドンドン。
食べすぎてのどにつかえてしまいました。
苦しい思いをした猪八戒は、三蔵さまの言ったことは
良薬は口に苦しだなぁと思いました。 |
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「盗人を見て縄をなう」 |
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準備をきちんとしなかったために間に合わなくなること。 |
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A |
(1コマ):(布団で寝ている)「時間割は明日合わせるからいいよ。」
(2コマ):「わ〜、寝坊したよ。どうしよう。」 |
B |
雨が降りそうなのであの大きな木まで急ぎましょう、
と三蔵さまが言いました。
でも猪八戒はお昼寝をしていました。
すると雨がザーザー降ってきて、
猪八戒はずぶぬれになってしまいました。
盗人を見て縄をなうではだめですね。 |
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「類は友を呼ぶ」 |
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よく似たものは自然に集まってくるということ。 |
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A |
(1コマ):(お店のテーブルで)「ぼくカツどんにするよ。」
(2コマ):(他の二人も)「ぼくも!」 |
B |
ある町で出会った3人組。
1人が話し出すとあとの二人も口を出してきて
ワイワイとにぎやかで話が止まりません。
猪八戒は類は友を呼ぶだなぁと思いながら
おしゃべり3人組の話が終わるのを待っていました。 |
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「恩をあだで返す」 |
@ |
親切にしてもらったのに、感謝をするどころか、
かえってひどいことをすること。 |
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A |
(1コマ):(となりにいる小さな子を見て)
「おなかが減ってるの?これ、半分食べるかい。」
(2コマ):「ぼくが食べようと思っていたのに全部食べてしまうなんて!」 |
B |
猪八戒はある日、わなにかかったタヌキを助けてあげました。
でもそのタヌキは猪八戒の指をかんで逃げて行ってしまいました。
恩をあだで返すなんて、と猪八戒は怒りました。 |
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「わが身をつねって人の痛さを知れ」 |
@ |
同じことが自分の身に起きた時のことを考えて他人の苦しみを
思いやりなさいということ |
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A |
(1コマ):「イヒヒ。ここに落とし穴をつくるぞ。」
(2コマ):(誰かが落ちて泣いているところを考えている)
「うーん、やっぱりやめておこう。」 |
B |
三蔵「けんかはやめなさい、猪八戒。
その棒を沙悟浄にぶつけたらどれ位痛いか、考えてみなさい。
わが身をつねって人の痛さを知れ、ですよ。」
猪八戒「はい、とっても痛いと思うのでしません。ごめんなさい。」 |
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「勝ってかぶとの緒を締めよ」 |
@ |
成功した後でも改めて気持ちを引き締めなさいということ。 |
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A |
(1コマ):「やったー、勝ったぞ。
これでもう練習しなくてもぼくが一番だ。」
(2コマ):「今、勝ったからって次も勝つかどうか分からないよ。
勝った時こそあとのことをしっかりと考えなくちゃね。」 |
B |
旅の途中で襲ってきた妖怪を悟空がやっつけました。
それを見て猪八戒は大喜び。
でも悟空は言いました。
「ここで襲われたということは、
またいつ襲われるか分からないということだ。
油断しちゃいけないよ。勝ってかぶとの緒を締めよというからね。」 |
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「よしのずいから天井をのぞく」 |
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(細いよし(葦)の間から天井をのぞくように)
物の見方や考え方が狭い(小さい)こと |
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A |
(1コマ):A「よし、ぼくが絵を書く部分が出来たから終わり。」
(2コマ):B「君のところは終わってもまだみんなと
うまく合うかどうかわからないよ。
自分のところだけ終わればいいなんてよしのずいから
天井をのぞくみたいだね。」 |
B |
猪八戒「三蔵さま、おいしそうな木の実がたくさんありますよ。
この木を全部持って行きましょう。」
三蔵 「いけません。よしのずいから天井をのぞくようなものですよ。
全部持っていってはこれから先ずっと実をつけることが
出来なくなります。
今、必要な分だけを持っていきなさい。」 |
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「立つ鳥跡を濁さず」 |
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何か終わったあとの始末まできちんとしなさいということ。 |
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A |
(1コマ):子ども「今日はぼくが料理を作るよ。」
(2コマ):ママ「作ってくれるのはいいけど、
こんなに散らかしたままでは困ってしまうわ。」 |
B |
親切な人が、ひと晩猪八戒たちを泊めてくれました。
朝、出かけようとして猪八戒は三蔵に叱られました。
「せっかく泊めて下さったのに、
ここをこんなに散らかしたままではいけません。
元通りにしていきなさい。
立つ鳥跡を濁さずですよ。」 |
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「礼も過ぎれば無礼になる」 |
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丁寧にしすぎるとかえって失礼になるということ。 |
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A |
(1コマ):A「どうもありがとうございます。ありがとうございます。・・」
(2コマ):B「(困りながら心の声)ここまでお礼を言われると何か
変な気分だなぁ・・・」 |
B |
猪八戒 「三蔵さま、お水をお飲みになられますか。
それとも何かお食べになられますか。それとも・・・」
三蔵 「猪八戒、そんなに私の世話をしなくても大丈夫です。
やり過ぎるとこちらが気をつかってしまいます。
礼も過ぎれば無礼になる、ですよ。」 |
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「袖振り合うも他生の縁」 |
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すれ違っただけの人とも前世からの縁があるということ。 |
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A |
(1コマ):(ニコッ)「今通って行った人、ぼくの顔見てにっこりしたなぁ。」
(2コマ):「知らない人だったけど、ぼくもにっこりしたら気持ちいいよ。」 |
B |
さっきぶつかった人、どこかで見たことがあるような気がするなぁ、と
猪八戒は考えていました。
猪八戒の方がぶつかってしまったけど、優しく許してくれて良かったね。
またどこかで会えるかな。
袖振り合うも他生の縁だもんね。 |
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「月夜に釜を抜かれる」 |
@ |
(明るい月夜に釜を盗まれてしまうということから)
油断をし過ぎてはいけないということ。 |
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A |
(1コマ):「(ペチャクチャ)アハハ。それでね・・・」
(2コマ):バタン!「おしゃべりに夢中になって階段から落ちちゃった。」 |
B |
三蔵一行は野原を歩いていました。
猪八戒はあまりに天気が良くて空がキレイだったので、
上ばかり向いて歩いていました。
すると、足もとの石につまづいて倒れてしまいました。
月夜に釜を抜かれるとは、このことですね。 |
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「念には念を入れよ」 |
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よく注意する上に、もっとよく注意して、
何度でも見なおして気をつける、ということ。 |
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A |
(1コマ):「よ〜し、ちゃんと明日の用意ができたぞ〜。」
(2コマ):「でも、忘れ物がないか、もう一度確認してみよう。」 |
B |
これから行くところの様子を見にいってきた猪八戒が帰ってきました。
猪八戒 「よく注意して見てきましたが、この先に、
きけんなところはないようです。」
三蔵「ごくろうさまでした。
出発は明日の朝なので、念には念をいれて、
明日の朝もう一度見てきて下さいね。猪八戒。」 |
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「七転び八起き」 |
@ |
何回失敗しても、あきらめず、また立ち上がってがんばること。 |
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A |
(1コマ):「(一輪車の練習中)また、転んだ〜。7回目だよ。」
(2コマ):「よ〜し、もう1回、やってみよう。」 |
B |
猪八戒は、沙悟浄に泳ぎ方を教えてもらっているのですが、
なかなかうまく泳げません。
猪八戒は、「よ〜〜し、七転び八起き。くじけずに、がんばるぞ〜〜。」
と、また、川に練習にいきました。 |
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「来年のことをいえば鬼がわらう」 |
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未来に起こることはだれにもわからないので、
先のことを今から決めることはできない、ということ。 |
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A |
(1コマ):「ぼく、来年は100点とれるようになるよ。」
(2コマ):鬼「イ〜シッシ。来年のことはだれにもわからないぞ〜。」 |
B |
「来年は絶対にやせるぞ〜〜。
来年になったら、あれをやってこれをやって・・・。」
猪八戒は、いろいろ考え始めました。
そんな猪八戒をみて、法師さまは言いました。
「猪八戒、来年のことをいえば鬼がわらうですよ。
来年といわず、今からできることをやってみなさい。」 |
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「昔とったきねづか」 |
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若いときに練習して身についたものは、
年をとってもおとろえない、ということ。
(きねづかとは、うすでもちをつくときに使うきねの持つところのこと。) |
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A |
(1コマ):「おじいさんは、むかし、うすときねを使って、
もちをついていたんだよ。」
(2コマ):「ほら、みてごらん。今でもじょうずにできるよ。」 |
B |
ある雪深い山村を通りかかった時、
山の上から、じょうずにスキーで降りてくるおばあさんがいました。
猪八戒が「すごいですね〜。」とほめると、
おばあさんは、「昔とったきねづかですよ。」と、
てれながら言いました。 |
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「馬の耳に念仏」 |
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馬に念仏を聞かせてもそのありがたみがわからないように、
聞こうとしない人にいくら注意しても、言うことをきかなかったり、
ききめがないこと。 |
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A |
(1コマ):「なむあみだぶつ・・・」
(お坊さんが、馬に念仏を聞かせています。)
(2コマ):馬「??」 |
B |
猪八戒に、「あまりあまいものを食べすぎてはいけませんよ。」
と注意しても、馬の耳に念仏で、
あまいものを食べるのをやめようとしない。 |
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「炒豆に花が咲く」 |
@ |
炒った豆から花が咲くはずがないということから、
起こるはずのないことが起こることのたとえ。 |
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A |
(1コマ):「そこにあったお豆を畑に植えたら、花が咲いたよ〜。」
(2コマ):「え〜〜〜〜W(☆o◎)w!!
そのお豆は炒豆だから、花が咲くはずないのに〜〜〜。」 |
B |
夏に雪が降ってきました。
猪八戒「暑い夏に雪が降るなんて!!
炒豆に花が咲くとは、このことですね。」
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「残りものには福がある」 |
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残りものには、思いがけずいいものがあったりするから、
先をあらそわないように、ということ。 |
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A |
(1コマ):「この三角くじの中に、あたりが1つあるよ〜。
みんな、1つずつとってね〜。」
「わ〜〜い\(^o^)/。どれどれ〜〜〜。」
(2コマ):「あ〜あ、最後になっちゃった。
もう少ししか残っていないよ〜〜。(くじを取る)
あっ、あたりだ〜〜〜!!やった〜〜〜〜。」 |
B |
お寺で、やきいもをくばっていました。
猪八戒は、早く食べたかったのですが、
こどもたちに先にあげようと、待っていました。
最後に猪八戒がもらったやきいもは、大きくてほかほかしていて、
とってもおいしかったので、残り物に福がある・・・かなと、
猪八戒はうれしくなりました。 |
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