虹のくわしい説明(せつめい)

■虹の見られる時間帯(じかんたい)
太陽(たいよう)、人(ひと)、雨(あめ)(雨あがりの水滴(すいてき))が一直線上(いっちょくせんじょう)にならんだ時、はじめて虹を見ることができます。
ですから、虹を見る人はかならず、太陽に背中をむけていることになるのです。
昼間(ひるま)は太陽が高(たか)い位置(いち)にありますから、虹が見られるのは(あさ)か夕方(ゆうがた)、ということになります。
■虹ができる時の条件(じょうけん)
・ 空気中(くうきちゅう)に雨粒(つぶ)(水滴)があること
・ その雨粒に太陽の光があたっていること

この2つが必要(ひつよう)です。ふだん雨がふっている時は空(そら)は雨雲におおわれています。
この雲が太陽の光をさえぎっているので虹を見ることはできません。
雨上がりの時やお天気雨、とよばれる晴(は)れ間(ま)に雨がふっているときは虹を見るチャンスです。
■珍(めずら)しい虹
ふつうは虹を見ている人が太陽を背にしている時、虹は見えますが、太陽の方向(ほうこう)にできる虹があるそうです。
また月(つき)の光でできる虹などもあるそうです。
もちろん、たいへん珍しくめったに見ることはできません。
■虹のできる角度
空を見上げて42°のところに赤色(あかいろ)が見えます。
紫色(むらさきいろ)は40°の所です。
そのほかの色は40から42°の間にならぶことになります。
■色のこと
色は(なみ)の性質(せいしつ)をもっています。波の山から山の長(なが)さ(波長(はちょう)といいます)が色によってきまっています。
そのため、折れ曲がったり、反射する角度がそれぞれの色によって変わってくるのです。

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