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「おい、海里、おきろ、おきろ!」
「え〜、まだねむいよ。今、何時?」
「3時半だよ。」
「まだ、夜じゃん。もっとねかせてよ!」
「じゃあ、クワガタもカブトムシもいらないんだな。」
「えっ!!」
ぼくは、とびおきた。カブトムシやクワガタはひるまはあついからじっとしていて、夜から朝、木のところにいるんだって。だから、明るくなるころに行くのがいいんだ。
「これを着て!」
ゆうにいちゃんがもってきたのは、にいちゃんが小さいとき、つかった長そでのシャツと長ズボン、タオルもある。
「どうして、これをきるの?」
と聞いたら、
「クワガタやカブトムシのいる林には、アブやカみたいな虫がいっぱいいるんだよ。虫にさされてかゆくなりたくなかったら、これをきようね」
とおしえてくれた。ぼくは、いやだな、と思いながらきた。あつい!!
くつも、うんどうぐつか、長ぐつがいいんだって。ぼくは、サンダルしかなかったから、にいちゃんの長ぐつをかりた。 |
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行ったのは、きんじょのじんじゃの森。ゆうにいちゃんのおとうさんもいっしょだ。
森の中へ入っていくとぼくたちとおなじように虫とりにきている子が5、6人いた。
ぼくもまけないように、見つけなきゃな、っておもった。
「海里、どんなところにカブトムシたちはいると思う?」
「どんなところって木にいるんでしょ。」
「どんな木?」
「ん〜〜〜」
「じゅえきっていうのが、でている木にいるんだよ。じゅえきっていうのは木からでてくるしるだよ。木のみきがぬれているからわかるよ。」
「ふ〜ん。」
ちなみに、クヌギという木やカシという木のしるがすきなんだって。
いたよ。たくさんいたよ。でも、じぶんでかえるだけとってもいいっていったから、
ぼくは、カブトムシ5ひき、クワガタ5ひき、とってきたよ。 |
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ゆうにいちゃんのうちにかえるころには、もうほんとうにあかるくなって、セミもなきはじめた。
カブトムシもクワガタもたくさんとれてよかった!!
でも、うちにかえると、ゆうにいちゃんがいやなことをいった。
「海里が、こわがるといけないからいわなかったけど、あの森にはへびもたくさんいるんだ。だから、一人でいっちゃダメだよ。どくのあるへびだっているからね。」
ぼくは、青くなってしまった。でも、きょうはへびにあわなかったのでよかったな。
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