令和7年度 学校支援者補償制度
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― 2 ―2 ✓✓熱熱中中症症補補償償ににつついいてて ✓✓ケケガガのの補補償償項項目目のの保保険険金金額額ににつついいてて 「学校支援者補償制度」は平成10年の制度発足以来、学校支援者の活動中におけるおケガや、第三者への賠償事故に関する補償を提供してまいりました。 これまでに蓄積してきた保険金支払いデータに基づき、より良い補償制度とするべく令和6年度に熱中症補償の追加ならびにケガの各補償項目の保険金額の引上げを実施いたしましたので、改めてご案内申し上げます。 従前のプランより充実した補償内容となっております。実施した主な変更の概要を以下に記載いたしますので、ご確認くださいますようよろしくお願い申し上げます。 気象庁の観測データ(全国(13地点平均)の猛暑日の年間日数)を使用した統計調査(※1)によれば、猛暑日が直近30年間で増加傾向にあることが示されており、また令和5年度の夏の気温は、気象庁による1946年の統計開始以降、北日本・東日本・西日本で歴代1位(西日本は1位タイ)(※2)となり、令和5年5月~9月における日本国内での熱中症による救急搬送人員は全年齢合計で91,467人(※3)となりました。 今後もこうした気候変動の傾向は続く恐れがあり、各事業者において熱中症リスクへの事前・事後の対策は益々重要となると考えています。 こうした背景から、より安心して学校支援活動を行っていただくべく、令和6年度より本制度では全てのタイプにおいて熱中症危険補償特約を追加付帯することといたしました。 平成30年4月からの5年間の保険金支払い実績によれば、全体の保険事故の95.0%(76件)で通院保険金をお支払いし、学校支援者の方にとって通院の補償が特にご活用いただく機会が多いことがわかりました。 学校支援者の中には他の業務やボランティア活動と掛け持ちで学校支援活動をされている方もいらっしゃり、その場合おケガをされると他の業務や活動に参加できず金銭的な機会損失が発生するケースも出てまいります。 こうした背景から、令和6年度プランでは通院保険金額に重点を置きつつ、他の補償項目全てにおいて従前のプランから保険金額の引上げを実施いたしました。 ※1:全国地球温暖化防止活動推進センターHP□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□※2※3:環境省□第6回熱中症対策推進会議資料 令令和和66年年度度にに実実施施ししたた補補償償内内容容のの改改定定ににつついいてて

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