きょうはとってもいい天気(てんき)!!海里(かいり)くんの庭(にわ)では… |
霧吹(きりふ)きで虹(にじ)をつくってみよう!! |
じゃあ、霧吹(きりふ)きに水(みず)を入れて。さあ、いいよ。 太陽(たいよう)に背中(せなか)をむけて霧(きり)をふいてごらん。 |
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あー、ほんとだ。パパ、虹(にじ)が見(み)えるよ。 | ||
太陽(たいよう)に背中(せなか)をむけて、っていうのがポイントだよ。 昼間(ひるま)は太陽が頭(あたま)の上(うえ)にあるから、虹は見ることができないんだ。 |
でも、どうして虹(にじ)ってできるの? |
それはね、水に秘密(ひみつ)があるんだよ。 雨(あめ)があがった後(あと)には、空気(くうき)の中(なか)にたくさんの水滴(すいてき)がうかんでいるんだ。 いま、それと同(おな)じ状態(じょうたい)を霧吹(きりふ)きでつくったんだね。 光(ひかり)が空気中(くうき)の水滴(すいてき)を通(とお)るとき、光(ひかり)が屈折(くっせつ)したり、反射(はんしゃ)して、いろんな色(いろ)が見えるんだよ。 |
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くっせつって? | ||
折(お)れ曲(ま)がることさ。 水の入ったコップの中にストローを入れると、まっすぐなストローが曲がって見えるだろ? あれは、光が空気と水の境(さかい)で折れ曲がったからなんだ。 |
どうして色が見えるのかな? |
光が水滴(すいてき)の中を通(とお)るときに折れ曲がったり、反射する角度(かくど)が色(いろ)によってちがうんだよ。 それぞれの色に好(す)きな角度があるみたいなんだ。 |
虹の下に立ったら、景色(けしき)が虹色に見えるのかなぁ? |
もしそうならとってもきれいだね。 でも、残念(ざんねん)だけど虹の下には行くことができないんだ。 |
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どうして? | ||
虹の大きさは水滴と見ている人の位置(いち)できまってくるからだよ。 もし、虹にどんどん近(ちか)づいていっても、この角度は変わらないから、永遠(えいえん)に虹の下にたどりつくことはできないんだね。 でも、パパがいる位置からちょうど虹のできる角度の位置に海里(かいり) が立ったら、パパには海里が虹の中にいるように見えるかもしれないね。 |
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ふ〜ん、見えないんだ。残念。 |
でも、パパって虹博士(にじはかせ)みたい。 | ||
そうかい?海里もちょっとはパパを見なおした? | ||
ちょっとパパ〜。まだ車洗(あら)ってるの? | ||
あ、ごめんごめん。もうおわるから・・・ | ||
博士もママには弱(よわ)いんだね。しっかりしてよ、パパ。 | ||
せっかくほめてもらってたのに・・・トホホホ^^; |
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